2007年10月20日

完売商法

午前2時まで営業している店。
仮にラーメン屋とする。
でもその店は午後10時頃になると店を閉める。

店の前には、「品切れのため閉店です」の張り紙。

午後10時以降に店の前を通り過ぎる人は、
なんだあ、今日も品切れかよ、と思う。

ところがだ。
真相は違う。

品切れであるのは事実だが、
もとから用意している材料が少ない。
それは、頑固オヤジのこだわりではない。
お客を増やすためである。

どういうことかと言うと、
「品切れで早い店じまい=繁盛している」
のイメージがある。
品切れで閉店後に店の前を通る客は、
そんなに繁盛しているのだから、
美味しいに違いないと思う。
でも時間の関係で食べられない。
だったら、品切れで閉店するに食べる見る、
そこまで積極的でなくても
もしその店がたまたま遅くまで閉店していなかったら
思わず店に入るだろう、チャンスとばかりに。

一方、店の方も絶妙な駆け引きをする必要がある。
常に少ない材料で商売をしていたら、
完売はするけど売り上げは伸びない。
だから、微妙に材料を増やすのだ。
店の稼働率と回転率が上がれば、閉店時間は変わらずとも
売り上げが伸びる。
意図的に品切れにしていることを悟られてはいけない。

それから大事な事が二つ。

一つは、はなから定時まで営業する気が無いこと。
午前2時まで営業する気はさらさら無くて、
ホントは午後10時がホンネの閉店時間。
これを読み誤ると、午後6時には品切れにしなくてはならない。
飲食店で夕方に閉店。それはないだろう。
もっと働け。

二つ目は、この商法はそこそこ客の入る店が前提であること。
普段からガラガラの店が「品切れのため閉店です」と
言っても、いとも簡単にばれてしまう。
そのうち、品切れじゃなくて、本当は潰れたんじゃないのと思われてしまう。

さあ、完売商法試してみたら。


おれは誰相手にこんなことを話してるのだろうか。



posted by しのいち at 23:42| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あのー、これは架空のお店なのですよね...。しのいちさん脱サラするおつもりかしら?!と思ってしまいましたが...。気のせいですよね。
Posted by junko at 2007年10月21日 13:00
色々面白い妄想を展開してますね…(^^)

ウチの近所のおいしいパン屋さんは、ちょうどお昼に
買いに行かないと、焼き上がってないか売り切ればかり。
小さなお店なので仕方がないな〜とは思うけど…。
Posted by みすと at 2007年10月22日 02:12
junkoさん、どうもです。
無意味な妄想から思いついただけっす。
脱サラしてラーメン屋?
う〜ん、客を呼べる自信が無い・・・。
しませんよ、ろくに自分の食事がままならないというのにさ。

みすとさん、どうもです。
この妄想、誰かこっそり使ってくれないかなあ。
そして、こっそり「為になってる」と教えてくれないかな。
実は、そのおいしいパン屋さんはこのやり方を知っているのかも。
Posted by しのいち at 2007年10月25日 00:08
しのいちさん、面白いです。
私もその手、使ってみようかしら?

確かに今日は完売!と書いてあると、
次は早めに行こうって、思いますよね。
うーーん、勉強になりますな。
Posted by ほたる at 2007年10月25日 01:06
ほたるさん、どうもです。
返事遅くなっちゃってごめんなさい。
ほたるさんの場合、完売って訳にはいかないでしょ。
たとえば、「シャンプー品切れにつき閉店」とか。
Posted by しのいち at 2007年10月29日 00:18
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