2012年01月11日

もしもこんなドトールがあったら

とあるドトール。
仕事で外出中に一服しようと寄る。

店内に入り、まずは席確保で飲み物を買おうとする。
これ、セルフサービスでの常套か。
空いている店内、特に思うところもなく、
適当な席にカバンを置こうとすると、
濃紺のジャケットを着たおじさんが声をかけてくる。
「おひとり様ですか。こちらへどうぞ。」
そのおじさんは、ウエイターと言うには
濃紺のジャケット以外の身なりはラフ過ぎるし、
御待ちして居りましたの姿勢は感じられない。

おそらく、このドトールはフランチャイズ店で、
このおじさんはオーナーなんだろう。

案内されるがまま、トイレの隣、
椅子が1つ置かれテーブルには「1人用」とシールが張られた席に座る。
いささか不満ではあるが、逆らうほどのことでもない。

すると、向かいに座る私と同年代であろう男性。
おじさんから席移動を強いられている。
その男性のテーブルには「2人用」のシール、椅子は2つある。
まあ、この店のルール違反ではあるが
周りは空いているのだからといわんばかりに不満そうである。
その男性の不満は払拭できなかったのか、間もなく帰った。

おじさんはわたしの前を忙しなく動いている、店内はガラガラなのに。
コーヒーを飲みながら、本でも読もうかと思ったが、
もうおじさんの動向だけしか気にならない。

目でおじさんを追っていると、
初老のお客さんだろうか、二言三言会話すると、
おじさんはトイレを何度か往復し、都度トイレのドアをノックする。
お客さんからは
「なかなかトイレが空かないんだけれど・・」
と言われたんだろうが、
結果、おじさんは、
「誠に申し訳ございません」
と大きな声で謝りだした。
初老のお客さんは丁重に接しつつ、帰っていった。

おそらく、トイレの個室でこもっている人は
かえって出られなくなっただろう。

ずっと観察してたわたしも一段落したと判断して帰った。
決してこのおじさんは悪くない。
だって一生懸命だし、オーナーだもの。
ただ、そんじょそこいらのドトールと思って入るとちと違うからご注意を。


ドリフの「もしも威勢のいい銭湯があったら」、
これは必見のコントだと思う。
全然ドトールと関係ないけどね。




posted by しのいち at 01:13| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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