2007年12月26日

地下鉄博物館

ああそっちかあ。

今話題になっているのは大宮にできた鉄道博物館。
広くて展示物も沢山らしいが
人だかりもそれはそれはすごいらしい。
そのうち行ってみたいとは思っているものの、
混雑の中、行列作ってベルトコンベアーのように
止ることもできずに館内を廻る・・・
それは耐えられない。

年内最後の連休、
クリスマスが絡んだ先週末は
どこに行っても人ばかり。
逆に出かけることが億劫になってしまうくらい。
だが、エアポケットのようなスポットがあった。

東京メトロ東西線の葛西駅。
これと言ってクリスマスらしさを感じさせない駅前。
地下鉄博物館は駅のすぐそばにある。
駅前ではない。
駅の下にある。
駅のガード下に収まる程度のこじんまりとした博物館。

鉄道博物館はスイカ型のチケットで入場できるというが、
地下鉄博物館だって負けちゃいない。
地下鉄にある券売機そっくりの機械で券を買い、
自動改札を通って入場する。
大人210円子供105円。
ジュース1本並みのリーズナブル。
夕方4時という時間ではあったが
冬休みの連休だというのに人が疎ら。

でも展示内容は馬鹿にはできない。
日本最初の地下鉄「銀座線」の旧車両や
映画「メトロに乗って」でも登場した「丸ノ内線」の旧車両がある。
Image1320.jpg

Image1330.jpg
人がいないから客席から運転台までじっくり眺めることができる。
「銀座線」の旧車両なんて車内は間接照明。
人が群がる中で見るイルミネーションなんかよりも綺麗である。

狭い館内を見て廻ると
「千代田線」の運転台と映像が連動したシュミレーションがある。
もちろん、待つことなくチャレンジできる。
ブレーキを解除し、レバーを上げるとガタンと車体が動く。
ブレーキをかけて列車が止まるとガタンと車体が動く。
ちょっとリアルな[電車でGO!]だ。

このシュミレーションは「有楽町線」版、「丸ノ内線」版などいくつもあるが
どれも待つことなくチャレンジできる。
「次の人の為に挑戦は1区間のみ」
と書かれているが、次の人がいないために
小さな子供がずっと運転している。
わたしが運転しようとすると、
東京メトロの制服を着た係員が
「次の駅で終わりだよ」と小さな子供に声をかける。
ちょっと申し訳なさ気に大の大人が挑戦する。
地下鉄は乗っていると案外気づかないものだが、
アップダウンが激しい。
こまめにブレーキをかけたり、レバーを上げたり、結構難しい。
ただ映像は常に真っ暗。
地下鉄だから仕方ないのだが、それほど興味は続かない。
そんなことをしながら、狭い館内を廻ってちょうど1時間。
閉館時間の5時になる。

210円でこの内容。
いいんじゃないか、ガラガラだし、
いろいろアトラクションを試すことができるし。
いいクリスマスだった。

関係ないか、クリスマス。

posted by しのいち at 00:57| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 鉄道のオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月21日

ふるさとは空に残る

合併で村がなくなっても「かみはやし」の名は永遠に残りますように――。そんな神林村民の思いが実現した。火星の外側を回る小惑星「12751番」に先月、「かみはやし」の名前がついた。神林村指合の天体写真家でイラストレーター、沼沢茂美さん(49)が小惑星を発見した友人に頼んで実現。19日、加藤全一村長に報告し、認定証を手渡した。
 国内外で多くのファンを持つ沼沢さん。来年4月に岩船5市町村が「村上市」として合併し、古里の名前がなくなることが決まってから、「自分で小惑星を発見し、神林と名付けたい」と思い続け、準備をしていた。小惑星の命名権は、発見者にあるからだ。
 しかし、多忙を極め、発見には至らなかった。そのことを天文仲間で北海道美幌町のアマチュア小惑星探索家、円舘金さんに話すと「ぜひ、私が発見した小惑星を」と応じてくれた。
 12751番は93年3月に発見されたが、先月24日、国際天文学連合が「Kamihayashi」(日本名かみはやし)を学術名として正式に認定した。公式解説文には「神林村は人口1万人で、日本の中央に位置する新潟県の北の村。山から海まで変化に富んだ地形で、基幹産業は米」と記された。
 「かみはやし」は直径数キロで、明るさは17・9等級と暗め。肉眼で見えないが、村立天体観測所の望遠鏡で撮影することができる。今の時期は乙女座の1等星スピカの近くにあり、明け方の南東の空に位置するという。
 沼沢さんは「『かみはやし』は空でずっと輝き続ける。子供たちに神林を忘れないでほしい」と願う。加藤村長は認定書を受け取り「閉村の、すばらしい記念だ」と喜んだ。
(毎日新聞)

これ、ちょっといいハナシ。

平成の大合併などと言われて、
全国の各地で聞いたことのない名前の都市が生まれた。
自称地理マニアのわたしだが、
そんな都市名を聞いても
どこにあるのかピンと来ないことが多々ある。
財政赤字の解消、行政サービスの効率化など
それなりの理由があって合併するわけだが、
単にめでたいだけのハナシではない。

何かを作るということは、
何かを失うことにつながる。
2つのものを1つにすれば、1つは消えてしまう。
田舎と田舎がくっついて都会が生まれるかもしれないが
田舎は消えてしまうのだ。

生まれ育った田舎の名前がなくなってしまう。
どれだけの人がその田舎の名を覚えていてくれるだろうか。
少なくともこれから生まれてくる子供たちは
その田舎を知らずに育つ。
そうしていくうちにその田舎のことは
誰の記憶からも消えてなくなる。
切ないハナシである。

「かみはやし」の名は永遠に残りますように。

村民のせめてもの願いが叶ってよかった。
肉眼で見ることのできない星ではあるけども、
空を見上げれば、「かみはやし」を思い出せる。
これならば、どこにいても田舎を思い出せる。

寒い冬空に心温まるハナシだなあと思うのは、
歳故の涙もろさか。
posted by しのいち at 00:43| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月18日

UFOはいる

「個人的には絶対あると思っている」。町村信孝官房長官は18日午後の記者会見で、未確認飛行物体(UFO)は存在するとの持論を展開し、笑いを誘った。
 政府は同日の閣議で、UFOについて「存在を確認していない」とする答弁書を決定。会見で、見解を求められた町村長官は「政府答弁は政府答弁だが、そうじゃないと(UFOが存在しないと)ナスカ(の地上絵)など説明できない」と力説。このところ、年金問題で政府の責任を繰り返しただされているとあって「どうぞ毎回こういうご質問をお願いします」と言い添えた。
 これに関し、福田康夫首相は同日夜、首相官邸で記者団に「わたしはまだ(UFOを)確認してません」と語った。 
                          (時事通信)

どうやら得意分野だったらしい。
官房長官の町村氏。
派閥政治の復活と言われる福田内閣にあって、
その最たる政治家でもある。
正直言ってあまり好きではない。

確かにUFOの存在を全否定してしまう
政府としての公式見解はあまりにもバッサリしている。
なんとも、国会でこんな質問が出るのは想定外で
政府としては答えるのが面倒臭かったのかなと思う。

年金問題、C型肝炎問題・・・
福田内閣にはいまのところ良い話題がない。
来年はこのまま解散総選挙なんてことになるのだろうか。
だったら、今のうちにこんな話題でインパクトを作っておくもいいのかも。
「UFO長官」なんて具合に。


posted by しのいち at 23:50| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 時事ネタのオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月10日

おまけ

自販機でタバコを買った。
取り出し口から拾い上げると
もれなくライターが付いてきた。

おっラッキーじゃん。

得した気分になる。
次もこの自販機で買おうと思った。
そして次もそのまた次もこの自販機で買った。

Image133.jpg

どうすんだ、こんなにライター集めて。


一日一個のライターは逆に客を遠ざける。
posted by しのいち at 23:46| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | ピクる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月06日

回収バトルは夜から始まる

昨日、仕事から帰る途中でのこと。

仕事をあがったのが遅く、
地元の駅に着くと23時を越えていた。
駅から家までの間、
駅から遠ざかるに連れて人通りがなくなる。
10分も歩くと周囲には誰もいない。
荻窪は戸建住宅ばかりの住宅街。
狭い路地に聞こえてくるのは、コツコツという自分の靴の音と
遠くを走る環八のバイクのふかした音程度。
普段ならば、酔っ払うと一人芝居的な独り言を話しながら歩くし、
平常でも妄想しながら歩くのであまり気にならない。
でも疲れてシラフでいると、
怖いほどの静寂さには気づかずにいられない。
これが都会に垣間見える孤独感なのか、
などと結局妄想の世界に入りだしてしまう。

そんな中、遠くでおそらくトラックであろう
複数のエンジン音が聞こえた。
道路工事でもしているのかと思っていると、
その音は次第に大きくなる。
音はわたしが歩くペースよりもはるか早く大きくなる。
複数のトラックは姿が見えないものの、
この狭い路地を走っているに違いない。

わたしが角を曲がるとたん、迫り来る大きな物体を見た。
当然、音から察したとおりトラックであったのだが、
奇妙なことにライトをつけずに走っている。

こんな夜中にこんな狭い路地を何故トラックは無灯火で走るのか。
わたしが端に寄り、通り過ぎるトラックの荷台を見て理解した。
積まれた新聞や雑誌の山。
古紙回収車である。

以前このブログでわたしは書いた。
行政の古紙回収に対抗した民間の古紙回収バトル。
それは夜も明け切れない早朝から始まっていたと。
だが、もっと前からすでに始まっていたのである。
早朝どころか日付変更線をも越えない深夜からなのだ。

たいていゴミを集積場に出すのは早朝である。
でも、朝が弱い人なんかは前日の夜に出すこともある。
それを狙っているのである。
元々、古紙の相場変動に関係なく、
採算性を度外視して行政が行っているものであり、
条例を勝手に古紙を回収することを禁じている自治体もある。
だから、トラックは密かに行うために無灯火だったのだ。

古紙は、二束三文と言われてた時代もあったが、
最近ではその価値が戻ったと言う。
どうやら中国で紙の需要が高まったせいらしい。

そんなことはどうでもいいとして、
1日24時間常に世界が動いているものの、
寝る前にも、寝ている時にも
外では古紙を争ってトラックが動いている。
そんな状況をいまいち受け入れたくない自分がいる。



posted by しのいち at 23:59| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月03日

二重の扉

Image132.jpg

地下鉄や新幹線のホームで見かけるホームドア。
電車が到着すると開き、
電車が発車しようとすると閉じる。
ごく当たり前の動作。

転落防止や飛び込み防止に役立っているホームドア。
酔っ払って千鳥足になっても大丈夫。
例え自殺を図ってたとしても、
意外にこのドアは高さがあるので
乗り越えようとしている間に電車は到着する。

ただ、丸ノ内線のホームドアは鈍い。
ちゃんと開くし、閉じるのだが、
電車のドアの開閉とタイミングがずれている。
時間にすると1秒、時には3秒ほどずれることがある。
たぶん運転士が手動で閉めている。
なんとなく「失礼しました」と言って
玄関のドアを閉じているような感覚さえあった。
だから駆け込み乗車をしようとしても
玄関のドアが開いているので許してくれそうな気がしていた。

で、この張り紙。
なんだあ、当たり前じゃんと思ってしまいそうだが、
実は温情を捨てた非情なる鉄の扉と化したのか、
と思ってしまうのはわたしだけだろうか。

うん、わたしだけに違いない。

posted by しのいち at 23:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道のオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。