2007年11月06日

薬を買うということ

風邪をひいた。

頼んでもいないのに風邪をひいた。
律儀に風邪をひきやがった。
その律儀さといったら、
会ったら必ず挨拶をしてくれる近所のおばあさんくらい律儀である。
その律儀さは年に2、3回は訪れる。
もちろん、要らない律儀さなので困る。

のどが痛い、鼻水が放って置くとスーっと垂れそうになる。
これは早く治さねばと思い、
薬局に行った。

薬局のカウンターの奥に並ぶ薬の数々。
パブロンやらルルやら、CMで見る薬ばかりだ。
ただ、数々ある薬のうち、どれが欲しいのかと言われるとわからない。
普通、ものを買う時、美味しいもの、安いものなど
選択するためのコンセプトがある。
薬の場合、美味しくなくてもいい、安くなくてもいい、
とにかく効くかのかどうか、ただそれ一点だけである。

薬品会社の人には申し訳ないが、
市販の薬が劇的に効いた試しがない。
CMでは、イブプロフェンや塩酸ブロムヘキシンなど、
なんだか強そうな成分が体内でウイルスと戦ってくれる。
そんなイメージ映像が頼もしい。
でも、服用したところでそんな成分が効いている
とは思えないくらいに回復しない。

こんなことばかり言ってはいられない。
薬剤師にきいた。
「何かお勧めは?」
すると、カウンターの棚でも一番目立つ高さから薬を取り出し、
「これ、あまり有名じゃない会社の薬ですけど、
うちのお勧めなんです、安いし。」
と目の前に置いた。
本当に聞いたことのない製薬会社だった。
真っ青なパッケージは確かに売れそうにないセンス。
他の風邪薬よりも安いことは安いが、
置いてあった棚をみると、「激安!」の張り紙。

「やっぱりこれでいいです。」
結局、コルゲンコーワの液状カプセルにした。
カプセルから飛び出した液が効きそうに思えたので。

あまり信用はしていない。
でも言うでしょ、病は気からと。
効いたと思えば、効いてくるんだよ。


あ〜あ、精神論で治そうとしてる。

posted by しのいち at 21:52| 東京 🌁| Comment(8) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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