2007年10月04日

内と外

昨日まで仕事で北陸に行っていた。
「昨日まで」と言っても昨日と一昨日だけだが。

東京から北陸方面にいく場合、
電車に揺られながらというのもアリだが、
仕事で行く訳で、そんなわけにはいかない。
羽田から小松空港までビュッといけば1時間だ。

問題は帰りに起きた。

普段、空路を使う出張の場合、
費用を抑えるため、「特割」を使う。
ご存知の方もいるだろうが、
「特割」とは前日までに予約し、購入すると
割安で乗ることができるサービスなのである。
わたしは出張前日の日曜日に予約しておいたのだ。
ただし、座席の指定はできない。
いや、搭乗の3日前までの予約でしか、座席指定はできないのだ。

現地での仕事を終え、小松空港に着く。
出発の2時間も前に。
仕事が順調だったことや、レンタカーの返却時刻、
そもそも飛行機の便数が少ないことなどが重なったためだが。
2時間も待たなければならない反面、メリットもある。

飛行機の座席を数あるうちから選べるのだ。

さて、どこに乗ってやろうか。
後ろか、翼の横か、いや前だろう。
いずれにしても窓側だ。
そんな楽しみを膨らませながら、
空港のカウンターで問い合わせると、
係員は「窓側はありません」とキッパリ。
「2時間も前なのにうそだろ」と思って、座席一覧を見せてもらうと
窓側はすべて埋まっており、通路側と内側は見事なほどに真っ白。

あきらめた。

「どこでもいいです」と言うと、
係りの女性もわたしの落胆さを悟ったのか、
「ここがいいと思いますよ」と言いながら、
前方の大型モニターに近い席を取ってくれた。

だが、どうでもよかった。
窓側じゃないのなら。
2時間もある待ち時間の間、一人ビールを飲み続け、
飛行機の中では寝た。
気づいたら、羽田だった。


わたしは思う。
なぜ、乗り物には窓側と通路側があるのか。
もとい、窓側も通路側も同じ料金なのはなぜなのか。

わたしにとっては、通路側は「死に体」である。
羽田に着陸する前の「うみほたる」や「君津の石油コンビナート」が見られない。
新幹線がわずか30秒で通過する静岡や宇都宮の街も見られない。
納得できない。
グリーン車の通路側より、自由席の窓側である。

ならば、通路側をなくせばいい。
客席が2列だけの機体や車体。
針のように細長い飛行機や列車。

そんなの無理か。




posted by しのいち at 00:29| 東京 ☁| Comment(9) | TrackBack(0) | 鉄道のオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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