2007年07月05日

ダンゴ メンチ ハンバーグ

汚ねえ定食屋がある。

「汚い定食屋」ではなく、「汚ねえ定食屋」。
言葉が汚くなるぐらい、汚い定食屋だ。
普通ならば目もくれない飲食店だ。

50過ぎのオヤジばかりの厨房。
納豆を頼まずとも納豆くさい店内。
テーブルはちゃんと布巾で拭かれているのだろうけれども、
なんとなくベタベタしている。
壁には、何年前のものなのか、と突っ込みたくなる
メイクの鈴木杏樹のポスターが貼ってある。
トイレは店内になく、店外のトイレに行くには
ニアミスを避けるため、用意された札を持って行かなければならない。
わたしはそのトイレの場所をまだ知らない。

そんな汚ねえ定食屋だが、いつも客でごった返す。
客は何の理由で集まるのか。
おそらく、安い価格とそこそこの味だからだろう。

近頃、わたしもその汚ねえ定食屋をよく使う。
どの駅前も再開発とやらで小奇麗になる一方、
案外そこそこの味の定食屋というものを見つけるのが難しくなった。

今日も汚ねえ定食屋を使った。
食べたメニューは日替わりのメンチ定食である。
少々大きめのメンチカツには特製のソースがかかっている。
若干衣にムラがあるが、手作りのご愛嬌とも言える。
玉ねぎとニンジンだろうか、
肉肉しさを和らげる具の風合い、これも手作りのご愛嬌。
テーブルの下にある新聞を取ろうとして、
どういうわけか新聞についていたからしで
手を汚してしまうハプニングはあったものの、
今日もそこそこの味には満足だった。

ただ、メンチカツのそこそこの味。
その味は何かの味に似ていた。
そしてその何かは深く考えることなく、わかった。

昨日、おとといも汚ねえ定食屋を使った。
昨日はハンバーグ定食、おとといは肉団子定食を食べた。

実はそれらと一緒なのだ。

不確かではあるが、肉団子もハンバーグも同じ具材を使っている。
肉団子とハンバーグにはとろみがかかったタレがかかっていたが、
多分それも同じである。
いや、メンチにかかっていた特製のソース、
あれも同じものかもしれない。
団子とハンバーグは大きさが違うだけのことなのか。
メンチはハンバーグに衣をつけて揚げただけのことなのか。

だとしても・・・
美味しければそれでいいかあ。

でも3日間、この時期に、
残り物の具材を使い回ししていたとしたら、
それはそれで恐ろしい。
牛肉に豚肉が混ざっていることなんかどうでもいい。



posted by しのいち at 23:34| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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