2006年10月22日

掘り出し物

なぜだろう。
やらなければいけないことがある時に
やらなくてもよいことに熱中してしまうのは。

今まで目をつぶっていた
部屋の汚さに耐えられなくなった。
(目なんかつぶらずにさっさと片付ければいいのだけど)
残念ながら31になってしまったことだし、
いい歳して〜的な焦りを覚え、
人として強制清掃をしないわけにはいかない。

どこから出てきたのかわからない原動力によって
重い腰があがった。

ハイペースで掃除を始め、
ここ一年は崩されていない山のような本棚に着手する。
基本的に20代前半に買った本ばかり。

母から教わった名言に
「掃除はモノを捨てること」がある。
そうだ、掃除とは字の如く、取り除かないといけない。

貧乏性のわたしは、モノを捨てることが苦手だ。
モノを捨てることが苦手というもおかしい。
モノを捨てることに邪念が入るのだ。
もったいない・・・
いつか役に立つ・・・
大切な思い出だから・・・
だからと言って、
埃を被ったまま、大切に扱うわけでもなく、
役立てる気も無く、
物覚えが悪いから、忘れてしまう。
だから、心を鬼にして、要らないものは捨てなければならないのだ。

そういう意味で、本の山は掃除するうえで
険しい峠だったりする。

文庫本、約200冊。
情を捨て、淡々と中身を確認し、作業した。

ミッション終了。
結果、20冊ほど、古本屋に持っていくべき本が出た。

だが、あることに気づいた。

わたしの持っている本は、作家に偏りがある。
村上春樹、乃南アサ、宮部みゆき、原田宗典・・・
は別にいいんのだが、
景山民夫、中島らも、ナンシー関、野沢尚・・・
ここ10年で皆亡くなっている。
ちょっと怖い。

そして、捨てることになった20冊のなかに、
ノルウエイの森(上巻)が2冊ある。
どういうことか。
簡単なハナシ、
同じ本を2冊買ってしまっているのだ。
いやちがう。
2冊捨てるということは、
3冊持っていたのだ。
読もうを思うたびに、買っていたのだろう。
そのほかにも、ねじまき鳥クロニクル(上巻)、
レベル7も2冊持っていた。

頭が悪すぎる。


思い出うんぬんの前に
記憶力をつけなければ、思い出は思い出せん。




posted by しのいち at 01:57| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(4) | 映画、本、テレビのオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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