2012年08月16日

果物の汁

30代以上の世代では子供の頃、
「コーラやキリンレモンを飲むと骨が溶けちゃうよ」
なんて言われていたのではないか。
我が家もそうだった。
あの炭酸でシュワシュワって溶けていってしまうのだと。
そして、信頼の印$カ協のジュースばかりを飲んでいた。
生協のサイダーを・・・。

子供は単純である。
何も考えず、小学生の頃まではコーラを本当に避けていた。
で、生協のサイダーならば絶対的信頼の下に飲んでいた。
コカコーラ社の炭酸と生協の炭酸は違うのか。
なわけないだろう。
良い意味でプロパガンダみたいなものだったんだろうなあ。


DSC_0629.JPG
↑クリックで拡大

ところでだ。
先日、出張から帰りの新幹線。
あまりに退屈で飲み終わったポカリスェットのペットボトルを見ていて気付いた。
原材料のところに「果汁」と書いてあるのに、
その右には「無果汁」の大きな字。
誤植なのか。
隠し味を隠し切れなかったのか。
これを誰かに伝えたい気持ちで退屈さは一気に吹き飛んだが、
家に帰って調べたら、何のこともなかった。
果汁5%未満の場合には無果汁と表記してもよいらしい。

ただ、疑問は残る。
何の果汁なんだ。
なぜ何の果物か書かないのだ。
中途半端に隠す隠し味だなあ。
味からしてグレープフルーツだと思うんだが。
それとも予想外な果物でも入っているのか。




書いててどうでも良くなってきちゃった。
退屈しのぎからネタを拾ってくるのはやっぱりダメだ。
posted by しのいち at 01:42| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ピクる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月07日

徒歩29分

これまで電話でやり取りはしていたが、
まだあったことのない客。
ご挨拶にお伺いしたいと申し出ると、
「ここは狭いし、わざわざ来てもらわなくても大丈夫ですから。
 それに今はとても暑いですし・・・。」
と来られてはまずい何かがあるのだろうか。
だからと言って、
「そうですね。では残暑も終わった秋晴れの日に伺いますよ。」
という、ビジネストークはナシだろう。

資料を持参して説明をしたいと話すと、
秋晴れの日まで持ち越さずに済んだ。

初めて行く客。
ホームページに住所とラフな地図を載せている。
ご丁寧に最寄駅からの道順も書いてある。
銀行、小学校、パン屋さん・・・。
とはいえ、縦線と横線だけで描かれた地図だけはたどり着く自信がない。
ヤフー地図で検索する。
住所は番地まで入れれば、ピンポイントで表示する。
こういう時にネットはホントに便利だと思う。
さあ、駅からの道順を再確認し、出かけよう。
ただ地図を見て気になることが「最寄りの駅から徒歩29分」。
29分は徒歩圏なのか。

徒歩1分は80mである。
不動産の仕事をしてたから知っている。
29分も歩き続けたら、優に2kmを超える計算。
近くに路線バスはない。
タクシーを使っていく程の仕事ではない。

やってみるとわかるが、この80m/分は相当早い。
詐欺じゃねえかと思う部屋探しの人もいるくらい。
実際には35分は歩くだろうか。
いやいや、35分は片道だけだってことも忘れるな。
往復1時間10分。
何の仕事だ。歩くのが仕事か。
なんで明日行きますって言ったんだ、オレ。

明日は暑いのだろうか。
しばらく涼しい日なんてあっただろうか、どうせ暑いだろう。
大きなタオルを持っていけ。













posted by しのいち at 01:14| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月24日

はえはえかかか

夜中、羽音で睡眠を妨害し、
吸血するだけならまだしも
頼んでもいないのに変なものを注入して痒がらせる蚊。
刺されてもいないのにアトピーのせいなのか、
羽音に聴いただけで腕が痒くなる。

そんないいとこ無しの蚊を
なぜ絶滅させることができないのか。
理由は簡単だ。
蚊がいなくなったら、蚊取り産業が衰退してしまうから・・・たぶん。
日本医師会のような業界団体があって、
国会に働きかけ、蚊にとって致命的となる薬の開発は規制されている・・・たぶん。
WHOにも手が回っているに違いない・・・たぶん。
ゴキブリにもネズミにも各団体が裏から手を回している・・・たぶん。

仕方がないので、毎年この時期、
蚊取り産業によるその場しのぎの製品を使っている。
そのなかでも蚊取り線香は頼もしい。
煙を炊いて蚊を落とす。
つまりは毒ガス攻撃なのである。
わたしは弱った蚊を見つけると、
摘んで蚊取り線香の火元へ持っていき、
高濃度の煙を散々浴びせて最後は火中へ落とす。
残虐極まりない行為である。

しかし、子供が生まれて部屋中が煙いのはどうしたものか、
ということで、リキッドタイプの電子蚊取りを試している。
ただ電子蚊取りはあまり信用ならん。
ほのかに薬剤を揮発しているらしいが、
無臭だし、ほのか過ぎて何にもしていないのではとすら思ってしまう。
やっぱり、蚊取り線香による毒ガスが一番なのか。

ただ、この夏。たいして蚊を見ていない。
と思ったら、カーペットに飛べない蚊を見つける。
窓ガラスの桟から出られない蚊を見つける。
この電子蚊取り、実はおとなしいながら恐ろしい兵器である。
頼もしさを感じる一方、
その静かな不気味さに人間ですら寝首を掻かれそうな怖さを感じる。

今も隣に電子蚊取りを置いている。
蚊取り産業の思うつぼだが、そうも言っていられない。
全世界に何十億いや何千億の蚊がいるのか知らないが、
まずはこの部屋にいる2〜3匹をなんとかしてください。



ちなみに蚊取り線香の煙そのものには、殺虫成分が無いのだそうだ。




posted by しのいち at 00:43| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月08日

健康だと診断してほしい

これといって身体にいいことをしていない。
ジョギング用のウエア探しには興味があるが、
ジョギングする事自体はそうでもない。
野菜中心の食事を心がけても、
野菜でご飯をおかわりできてしまう。
そのくせ、身体が丈夫なのか、人一倍心配だけはする。
健康診断は自己負担を増やしても人間ドックにする。

先日人間ドックの結果が出た。
そしてしばらく、それなりに落ち込んだ。

要経過観察でも再検査でもない、
結果を見る前に紹介状が同封されてたからだ。
心当たりは沢山ある。
脂肪肝、中性脂肪、γ-GTP、尿酸値。
ここ数年の常連だ。
だが、それらの結果を見るとどれも要経過観察である。
もちろん、異常がない訳でもないが・・・。
じゃあ、何を紹介しろというのか。
結果表を端から見ていく。
すると見つけた、「要専門医受診」の最高レベルの警告。
その下には「両側視神経乳頭陥凹」。
乳頭?はあ?ピンとこない。

ネットで調べる。
緑内障を疑う所見らしい。
緑内障をよく知らない。
視野が緑っぽくなるのか。そんなわたしの知識レベル。
で、緑内障を調べる。
どんどん視野が狭くなり、終いには失明するらしい。
治療しても回復することはなく、進行を食い止めるだけ。
30代の発症は早過ぎる。

ネットで調べるのは良くない。
おのずとどんどん絶望的な方向へ進む。
走っても、おかわりをやめてもどうにもならないらしい。

で、GW前の混雑する眼科を受診。
視野検査やら瞳孔検査を受けた次第。
結果はシロ。
至って良好。
「眼底検査でこういう結果がでることは多々ありますよ」とのこと。
「不安だったら毎年来ればいいですよ」と眼科医。

一気に心配は解消され、今年の健康診断も終わったなあと思う自分。
何にも努力していないのに、達成感を感じるのは何なんだ。


きっとこんなだと何が見つかるんだろうな、そのうち本当に。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村






posted by しのいち at 00:21| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月16日

ぼくのトラック

東京郊外、国道沿いのコンビニ。
昼時だ、少し昼寝をしようか。
大型トラックの真向いに車を止める。
シートを倒そうか思った一瞬、
フロントガラスの向こう側の子供と目が合った。

向かいの大型トラック、
助手席にはマミーのパックを両手に持った男の子がいた。
運転席には、ダッシュボードに片脚を放り投げ、
弁当を食らう恐らく父親。
道路地図を取り出し、男の子に何やら話しかけている。
その姿は、仕事中だと言わんばかりの父親らしく、偉そうに見える。
男の子は男の子で興味津々なのだろう。
父親から譲り受けた道路地図から目が離れない。
楽しそうだ、きっと一仕事終えた後だろう。

そんな姿をしばらく見つめていた。
今でもこういう光景見られるんだ。
微笑ましく、懐かしくも思った。
わたしも同じ経験があるから、トラックの助手席。


うちのおやじは10トントラックの運ちゃんをしていた。
日本通運、略するとニッツウ。
でも、おやじは日頃からマルツーと呼んでいた。
長距離トラックだったため、
時には夜通しで九州や東北にも行っていた。

小学校に上がる前、
何度か10トントラックの助手席に乗った。
富士から日帰りで行けるところ、
確か宇都宮、勝田、伊勢崎あたりだった。
前日に積んだ荷物を下ろした後に
別の所でまた別の荷物を積んで帰ってくる。

夜が明ける前にトラックは走り出す。
外はまだ真っ暗で、
早起きに耐えらない5歳児はすぐに眠りたい。
大型トラックには運転席後ろにベッドがある。
おやじは滅多に洗濯に出さないものだから、
油なんだか、タバコなんだか、おやじの匂いがする。
でもその匂いが別に嫌いではなくて、ベッドで寝る。
東名高速で用賀を過ぎたあたりで朝焼けが見えてくる。
おやじが声をかけるのでカーテンを開ける。
朝焼けの綺麗さと東京のビルばっかりの街並み。
これには、目を覚まさないと勿体無い。

それにしても大型トラックから見える景色は、
自家用のカローラから見るのと全然違う。
隣を走る乗用車はみんな屋根しか見えない。
見下ろしているのだ。
スピードはタコグラフのせいで出せないけれど、
どんどん抜かれても見下ろせるトラックは嫌じゃない。
目を覚ましたわたしは外ばかりを眺めていた。

おやじはタバコをふかしながら、得意気だったと思う。
パチンコでもらった飴やチョコを
どんどんダッシュボードから出してくれた。
たぶん家であげると母が怒るくらいの量。

目的地に着き、積んできた荷物を下ろす。
おやじは、時にフォークリフトも運転していた。
わたしは助手席もしくはベッドでおとなしくしている。
今は違うのか、配達先のおじさんがやってきて
ジュースをもらったりしたこともあった。

帰りの積荷をして、あえて遠回りの海沿いを通って
帰ってくる頃には日も暮れていた。
5歳のわたしには長い一日だったが、
また行きたいと思い、そんなことが小学校に上がる前まで
何度かあった。


今の自分の仕事、うちの子にもそんな風に見せてあげたいけどなあ・・・。








ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村













posted by しのいち at 00:02| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月08日

意外な贈り物

意外な時、意外な人から意外なプレゼントをもらう。
急に訪れた幸運と言うのだろうか。
これは結構嬉しかったりする。

ではどうだろう。

飲んだ帰り、酔い覚ましに一人で寄った、なぜだかゲーセン。
メダルを買うとキャンペーンだと、
言われるがままにくじを引く。
すると、その店で1本しかない特賞が当たる。
景品は空気清浄機。
ところがゲーセンは持ち帰る術を何も考えておらず、
持ち手はおろかビニール袋すらない。
別に欲しいと思ってもいなかったが、
要らんとも言えず、箱ごと抱えて電車に乗る。

家に帰り、まずは箱の存在と経緯を話さざるを得ない。
酔っているからなおさらの事だ。
決して散財した訳でも、黙って電器屋から持ってきた訳でもないと。

それでいて、その空気清浄機、
電源を入れてみたら、ファンモーターのうるさいこと。
空気がきれいになる前に気分が悪くなるほど。


プレゼントはある程度のお知り合いから、
ある程度理にかなった物をもらった方がいい。



posted by しのいち at 23:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月03日

北千住駅

会社を5時で早退し家路につく。
それもこれも帰宅難民にならないため。
これまでの反省を生かしたつもりだ。

わたしは脆弱なJR常磐線沿線に住んでいる。
震災の時、昨年9月の台風の時、
わたしはまんまと帰宅難民となった。
震災の時は5時間、駅の外から続く行列に並び、
台風の時は飲んでもいないのに帰りは12時過ぎだった。

人形町から日比谷線に乗る。
混んではいるものの、いつもの日比谷線だ。
終点北千住まで順調にたどり着いた。
ここでJR常磐線に乗り換える。

常磐線の改札を通り抜ける。
コンコースには人の列。
ホームへの入場制限を行っている。
何度となくこういう光景を目の当たりにしてきた。
ちっとも驚かない。
7割の本数に減らして運行しているというのだ。
列車は40分遅れだという。
別に構わん。
動いているのであれば。
人の列もたいしたことない。
次の列車到着でホームに入れてもらえるだろう。
列に並ぶ。

そんな矢先、
入場制限を行っている駅員がケータイで会話し終えると、
ハンドマイクを手にして、こう言い放った。
「江戸川鉄橋の風速計が警戒数値を超えました。
 ただ今をもちまして常磐線は全線運転を見合わせます。」
まさに敗北を決定づける宣告だった。
ここから長い夜が始まる。
午後6時前、これからが強風のピークだ。
すぐには復旧するはずがない。
さっさとその場を立ち去った。

マンガ喫茶で3時間。
ご飯も食べて9時頃。
風も収まってきた。
そろそろどうかなと駅に行く。
だが依然再開の目途なし。
概ね常磐線以外の路線は復旧している。
なぜなんだ、どうして常磐線だけなんだ。
台風の時だってそうだった。
あの時は待たされた客達が暴徒化しそうになって、警察官が沢山来た。
仕方ない、それが常磐線なのだ。

待ってイライラするのも
これまでの反省から嫌だった。
JRによれば、江戸川鉄橋の向こう側は再開しているという。
気はのらないがJRが勧める振替乗車をすることにした。
常磐線一本で行けることを
つくばエキスプレスやら東武野田線を使って遠回りする。
結果2倍の時間と2000円ほどのタクシー代がかかった。
なぜか。
再開していると言ってた向こう側の常磐線は、
遠回りしてきた駅に停車の電車が30分待てど動かない。
さすがに我慢できず、
そこからはタクシーで帰ってきたから。

5時に会社を出て10時半帰宅。
反省は生かされたのだろうか。
その前にJRが反省してくれ。
常磐線を何とかしてくれ。
















posted by しのいち at 23:57| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 鉄道のオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月01日

柿ピー

好きなものだけを探して食べる。

例えば、
・ポテトサラダのリンゴだけを探す。
・同じくポテトサラダのハムだけを探す。
・おでんは練り物にだけ手を出す。
・エビチリのエビ以外を食べる。
・柿ピーの柿だけを食べてピーを残す。

子供の頃、弟と柿ピーを分け合って食べた時。
わたしはおもむろに柿ばかりを食べた。
割合にして柿9:ピー1。
当然弟は気付く。
兄がピーより柿が好きであることを。
わたしはわたしで弟もピーより柿の方が好きなことは知っている。
知っての上で、かつ兄という権力をかざした凶行だ。
当然、弟に回る柿は少ない。
弟が泣く。
親にチクられる。
わたしが怒られる。
それでも繰り返す。

仕事で新潟に行った帰り、
柿の種だけが詰まった「柿の種」を5袋も買う。
大人買いに大人食いをしようと思ったのだ。
帰りの新幹線、1袋開ける。
だが思った。
ピーは居たほうがいい。
でないと、からいし、飽きる、喉が渇く。
「柿ピー」では気付かないピーの存在。
柿の種にピーナッツを抱き合わせたことには
それなりの理由があろう。
単に歳をとっての味覚の変化かもしれないが・・・。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村



posted by しのいち at 00:28| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(1) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月27日

良くない病名

世の中には敢えて勘違いさせる物事が多い。

JR目黒駅は目黒区に無いし、
JR品川駅も品川区には無い。
小田急厚木駅だって厚木市には無い。
そもそも北品川駅は品川駅の南にあって・・・。
これくらいにしとこうか。

川崎病とは京浜工業地帯の公害病だと思っていた。
もやもや病は気分的な病気だと思っていた。
でも脳血管の病気で、
脳出血にもつながる笑えない病気らしい。

そしてわたしは、とある湿疹に悩まされている。
主婦湿疹・・・。
いったい誰が名付けたんだか。

手のひら、甲それぞれの局所に水疱ができる。
これがかゆいものだから、掻くと水疱が潰れる。
すると表面の皮膚は破れる。
破れた個所は広がる。
そうしているうちに別のところにも水疱ができる。
そんな繰り返し。
特に爪の周りがひどい。
最近、大好きな甘夏を食べたいのに、
しみるつらさと天秤にかけることすらある。

元来、アトピー君であるわたしは、
3歳の頃から皮膚科と切っては切れない関係だ。
信頼できる皮膚科にこだわり、
片道2時間かけて前住所の荻窪まで通う。
ステロイドの塗り薬はまさに神である。

そこで処方されているのはデルモベートというステロイド。
最強のstrongestランクだそうだ。
だがその最強薬を使っても一進一退を繰り返す。

そんな主婦湿疹。
人に話すにも病名を口にすると、
「家事の手伝い過ぎなんじゃない」
「そんなの簡単に治るでしょ」と言いたげなのが、
手に取る様にわかってしまう。
でも、結構つらいんだ。
甘夏が食べたいんだ。
レモンも絞りたいんだ。

頼む、もっと人から同情されるような病名にしてくれ。







ラベル:主婦湿疹
posted by しのいち at 00:08| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月25日

朝の領土問題

朝の日比谷線は嫌いだ。

「前方を走る列車が詰まっておりますので」などと言って、
駅間で停車してしまったり、
牛歩を思わせるノロさとなる。
片や、
「後続列車が遅れておりますので」などと言って、
駅にしばらく停まってしまい、
その間の乗り込む客は増えるので、
その列車までもがさらに遅れがちになる。

東横線と東武伊勢崎線、それと日比谷線。
相互乗り入れだか知らんが、
東武動物公園発菊名行にどれだけの人が恩恵を受けているのだろうか。

ところで、わたしは電車に乗り込むと、
座れたら眠り、そうでなければ本を読むことにしている。
それが退屈な時間をあっという間にやり過ごす、
かつ、通勤を有意義にできる方法だと思っている。

無論、朝の日比谷線では本を読む以外無い。
さらに、かなりのスシ詰め状態であり、
この本を読むというささやかな行動ですら、
朝の日比谷線は困難にさせている。

先日のこと、
わたしは両開きドアの端とロングシートの端からなる三角地点、
わかるだろうか、座席ではないものの寄りかかることのできる好位置に
わたし自身と文庫本1冊を開けるスペースをこしらえることができた。
ドア沿いは身体を斜めにすることでドアとの空間ができやすい。

文庫本をカバンから取り出して読む。
電車が走り出す。
次の駅に停車、人が乗り降りする。
わたしはドア端で身体を細める素振りをしながら、乗り降りを見遣る。
すると大きな手提げバックを手にした50代であろうおばさんが
「すみません」と申し訳なさそうに乗り込んできた。
混み具合からいって、奥の方に詰まる余裕も少なくなってきたのか、
ドア端のわたしにも負担がかかる。
文庫本のスペースも供さなければならないらしい。
正直言って嫌だが、おばさんが申し訳なさそうに言っているんだ。
仕方がない。文庫本をしまった。

おばさんが乗り込み、ドアが閉まる。
わたしはおばさんの背中とくっついた状態。

するとどうだろう。
おばさんは手提げバックから少年ジャンプを取り出した。
わたしの視線は、50代のおばさんがなぜ少年ジャンプなのかということよりも、
少年ジャンプという雑誌の本としての大きさ。
見開いて読み出しやがった。
わたしのささやかな文庫本のスペースを奪っておきながら、
電話帳に匹敵するようなマンガ本を読む。

わたしは許せなかった。
声を上げて注意しようとも思った。
でもどうすることもできなかった。
なぜなら、もし口論になり、電車が停まるようなことになったとしたら、
わたしは乗り合わせている何百人もの恨みを買うことになるだろうから。
たぶん。


結局、小さいことで怒ってみたものの、
小さな理由で思いとどまった、
朝の小さな領土問題。
わたしは外交には向かない。













posted by しのいち at 00:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。