2012年01月29日

夢と現実の狭間

休みの日だというのに、
平日と同じ時間に起きた。
目が覚めたというよりも
家事をしている妻の手前、
一度覚めてしまった以上起きざるを得なかった。

でも無理は無理だ。
案の定、朝食後コタツに入っていると眠くなる。
コタツだと乾燥するため、
ひきっ放しの布団にもぐる。
まもなく就寝。

どれくらい経っただろうか。
眠りが浅くなってきたらしい。
でも身体はまだ動かない。
わたしのそばで子供の声がする。
そして、頭上には妻の気配がする。
妻は両手をそろりと伸ばしてきている。
早起きしたくせに飯だけ食ってまた寝てしまった、
そんなわたしをきっとくすぐろうとしているのだ。
くすぐられて目を覚ますのは嫌だ。
起きだした脳が、まだ眠っている身体を起こそうとしてみる。
起きるのが先か、くすぐられて悶絶するのが先か。

「うひゃひゃひゃ」
やられた。
くすぐられた。
途端に目が覚めた。
最悪だ。
と、思った。

目を開けると誰もいなかった。
襖を開けた、隣の部屋で妻は子供に授乳していた。
妻は言う、
「なんか変な笑い声がしたけど、夢でも見た?」
そう、夢だった。
寝ている間にくすぐられて目を覚ますという夢。
「うひゃひゃひゃ」の声だけ現実とリンクしたらしい。

夢を見ている夢。
こんな夢を見ているようでは疲れなんか取れっこない。



posted by しのいち at 00:41| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月28日

乗務員のお供

JR北海道の快速列車の男性車掌(62)が乗務中にスポーツ新聞を読んでいたことが26日、わかった。
 同社の発表によると、車掌は25日午前、札幌発小樽行きの区間快速列車(3両編成)に乗務し、銭函―朝里間、朝里―小樽築港間を運行中、後部乗務員室で新聞を読んでいた。
 乗客からの指摘を受けた同社で調査した。調査に対し、車掌は「ダルビッシュ(投手)の記事が気になった」と話している。
                                       (読売新聞)

調査の内容を推察する。
JR「おい、新聞のどの面を読んでたんだ?」
  「野球か?サッカーか?相撲、芸能面、釣り、どれなんだ?
   まさかお前、真ん中の風俗面か?」
車掌「ふつう道民として、なまら気になるっしょ、ダルビッシュ。」
といえば、許されると思ったのかな。
で、JRはなぜ読んでた記事の内容を発表したのか。
わからんけど、どうでもいいや。


ここからはわたしの思い出話。
母の証言も参考にしながら。


6歳の頃だったと思う。
わたしが住んでた田舎は、
へき地や過疎地などと言われる半日村のような地域であり、
当時車の免許を持っていなかった母は、
日用品や食料品を買出しにわたしと弟を連れ、よく電車で街まで出ていた。
身延線という無人駅ばかりの単線。
鉄道が好きだったわたしは
この買い出しが何よりも楽しみだった。

ある日、買い物が終わり帰りの電車に乗った時だった。
わたしは別の車両に一人で乗りたいと言い出した。
大人の一歩を踏み出したかったのか。
なぜそう思ったのかよく覚えていない。
母をそれをあっさり許してくれた。
自分で言うのもなんだが、小さいときはあまり手のかからない子供だった。

わたしはガラガラの車内で、4人掛けのボックスシートを独り占めにしたり、
トイレのドアを開けたり閉めたり、
車内で切符を切る車掌さんを凝視したり、
とにかくやること沢山。
これこそ好奇心と言うのだろう。
ただ、6歳児の注意力とはあまりに微々たるものだった。

窓を見ると普段母と乗っているときには
見たことのない景色が見えた。
我が家が見える。
ぼう然と見る。
そして過ぎていく。
本当は電車から我が家が見えてはいけない。
それは乗り越さないと見えないはずの位置だから。

状況を整理できないがマズイことになったことには違いない。
母を探しに車両から車両へ歩き回った。
でもどこにもいなかった。
6歳児の絶望だ。
泣いた。たぶん大声で。
ガラガラの車内だから泣き声は響いたと思う。

気付いてくれた車掌さんにヒックヒックしながら訴えた。
降りたかった駅が過ぎちゃったこと。
お母さんがいなくなっちゃったこと。
切符はお母さんが持っていること。
お金を1円も持っていないこと。
何にも持っていないのに電車を乗っててごめんなさい。
家に帰りたい。

車掌は一生懸命訴えを聞いてくれていたんだと思う。
落ち着きを取り戻し始めたわたしから、
母の名前と電話番号を聞き出していた。
ただ当時はケータイなんぞ無い時代。
4つ先の有人駅で降ろされ、
わたしの処遇は車掌さんから駅員さんに引き継がれた。

わたしは普段駅員しか入れない事務室に入ることができ、
乗り過ごした悲しさなど忘れていた。
駅から連絡をもらった母はと言えば、
当然降りてくるはずのわたしがいなかったことに、
さらわれたのか、電車から転落したのかなどと
もっと大きなスケールで心配しており、
国鉄(当時)ではなく、警察に電話しようとしていたところだったらしい。

次に来る反対方向の電車に乗せるから
母には駅まで迎えに来ていてくださいということになった。
30分ほどその駅で駅員さんと遊んでもらった。
反対方向の電車が来ると、乗せてもらった、運転室に。
電車好きにはこの上ない栄誉だが、
事情が事情だけに、送り届ける使命の下、そうなったんだと思う。
運転席の隣、補助席を下ろし、ちょこんと座っていた。
途中、運転士さんが、さきいかをくれた。
わたしはさきいかを口の中でクチャクチャしながら、
ただただ運転室からの絶景にぼけっとしていた。

日は暮れていた。
駅には母と弟、近所のおばさんも来ていた。
やっと帰れた。
いっぱい泣いた。
でも楽しかった。
30年前の車掌さん、駅員さん、運転士さんありがとう。




でも、運転士さん。
なんで運転中にさきいか持ってたの?










 
posted by しのいち at 02:03| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道のオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月25日

ピンクとももいろ

紙一重と言えども、
紙一枚を隔てたこっちと向こうは全然別だ。

会社での一コマ。

「ピンクとももいろって同じじゃないの?」
四十過ぎの先輩に声をかけられる。
「いやちがうでしょ」
何の根拠にないくせにあたかも当然のように答えたわたし。
困惑する先輩。

適当な答えに困惑させた責任として事情を聞いてみると、
顧客からはももいろの品を求められ、
メーカーからはピンク色の品しかないとのこと。
そしてメーカーはピンクとももいろをニアイコールとも認めなかったらしい。

そこで先輩とピンクとももいろの違いを検討した。
「ピンクは刺激が強くて、ももいろは淡いイメージじゃないすか」
「ピンクは蛍光色であるけど、ももいろの蛍光ペンってないですよね」
と私が言っていると、
「ももいろに比べるとピンクってエロい色だよねえ」
としみじみ先輩。
「だって、ピンク街やピンク映画って言うし、卑猥な感じじゃん。」
「ももいろはちょっと夢を感じるよね」
ピンク=エロ、ももいろ=子供向けの定義付けなるか。
もっともピンク=エロの定義には賛否あるが。
すると
「ただ、桃尻っていうけどピンクのケツと言わねえしなあ」
「・・・」
ふたたび話はやぶ入りした。

その後、ももいろとちり紙って今の若者には死語なのか?という話に移り、
ちり紙からぼっとん便所の話で盛り上がる。

なんだこの雑談、三遊亭小遊三か。


posted by しのいち at 23:38| 東京 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月23日

パンはパンでも食べられない・・・

パンはパンでも食べられないパンってなあんだ?

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このパンは食べられない。
食べてはいけないし、食べたら勿体無い気がする。

うちの近所のイトーヨーカ堂。
いくつかのテナントスペースが
改装中の名目で白いボードで覆われいる。
(実のところは営業不振による閉店の跡)
そんな一角に飾られている。
こんな額が十数点。

遠くから見るとただの絵なのかとスルーしてしまうが、
これが近づいて見ると端々がパンの耳なのだ。
色の濃淡は焦げ加減。
おもしろい。
トーストアートという芸術品らしい。
そう説明書きがあった。

この改装中(次のテナント模索中)のスペース。
次に何が入るのだろう。
閉店テナントが多いこのヨーカ堂。
さして期待はしていない。
いっそうのこと、ここままトーストアートのままでいいんじゃないか。
って、そのうちかびてしまう。

あっひょっとして次はパン屋か?


どうでもいいことだが、
同じタイミングでバーガーキングが閉店した。
2年前、ロッテリアの後に出店したバーガーキング。
そのバーガーキングの後に入るのはまたしてもロッテリアらしい。
おれは騙されんぞ。
posted by しのいち at 23:58| 東京 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月22日

いたずらもどき

わたしの車は日産ノート。

自宅前には停めることができないため、
歩いて2分程のところに駐車場を借りている。
平日は鉄道で通勤しているから、
運転するのは週末のみ。
駐車場で車と対面するのも週末のみ。

なんとなくである。

DSC_0265.JPG

駐車場で我が車を見て、
直感というのだろうか、違和感を感じた。
フロントのパーツ違くないか。
日産のエンブレムの下。
こんなシルバーのパーツだっただろうか。
このパーツも本体色と同じだったはず。
誰かのいたずらか。
1週間ほったらかしであるのをいいことに。
わたしの車、目立つ色だもんなあ。
深夜はヤンキーがたむろしているのであろうか。
とにかく気が気でならない。

その後まもなく運転した訳だが、
すれ違う日産ノートを食い入る様に見る。
そこそこ一般的な車種のため、すれ違うことはすれ違うが、
こういう時に限って前の型ばかりで参考にはならない。

ただ、この不安は家に帰ってあっさり収まる。
日産のホームページで確認をした。
「百聞は一見に如かず」のたとえはちと違うが、
一見にして、ぐうの音も出ないと言ったところか。

結局、わたしは自分の車をよく知らない、覚えていないというだけのことだった。
そもそも色違いのピッタリはまるパーツを替えるなどという、
痛手を与えないいたずらってなに?
まったくもって、どうでもいい無駄な労力だった。


ちなみに車の色、ブルーターコイズチタンパールとか言うらしい。
巷で運転しているのを中高年のオバサン以外に見たことがない。

わたしのセンスが問われる。



posted by しのいち at 23:29| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月19日

トイレにて

手を洗う前にあらかじめハンカチは出しておいたほうがいい。

わたしの場合。

さもないとコートのポッケ、背広のポッケ、
ズボンのポッケまでもがずぶ濡れになってしまう。
見様によってはおしっこをまき散らしたオジサンとなる。
それでいて、ハンカチは見つからない。
捜した挙句、そういう時に限ってハンカチはカバンの中にあったりする。

もっとも、そのころには手は乾いている。


だから、あらかじめハンカチは出しておいたほうがいいという
小学1年生でわかる話を36歳会社員がする話。
posted by しのいち at 23:36| 東京 晴れ| Comment(1) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月16日

遅まきながら

このブログを始めたのが2004年、
3年も休んでたけど。
mixiを始めたのは2005年。
それなりにネットというものについてきたつもりでいたが・・・。
それなりに若ぶっていたが・・・。

3年のブランクはやっぱり大きい。
Twitterってなんだ。
フェイスブックってなんだ。

いささか興味はあったが、
遠巻きのさらに外側からチラ見する程度でやり過ごしていた。
内側に入っていこうと思うことはあったが、
なんとなく今更感が気恥ずかしい。

でも、なんだかみんな楽しそう。
おじさん、思い切って頑張ってみようかな。
ツイートしてみようかな、誰かをフォローしてみようかな。
 →こんな使い方でいいの?
実益なんもないけど、フェイスブックで友達検索しちゃうよ。

といいつつ、実際やるには時間がかかる公算大。
しのいちおじさんを暖かい目で見守ってやってください。
posted by しのいち at 23:58| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月14日

テレビは叩いて直せ

 NHK大河ドラマ「平清盛」の初回(8日)の視聴率が歴代ワースト3位となり、舞台になった兵庫県の井戸敏三知事は10日の記者会見で、「まず画面が汚い。(視聴者が)チャンネルを回す気にならないのでは」と述べ、近くNHKに内容の改善を申し入れる方針を明らかにした。

 井戸知事は「うちのテレビの色がおかしくなったのかなと思うような画面だった。プロデューサーの意図かもしれないが、もっと華やかで生き生きとした清盛らしさを強調してほしい」と酷評。「ドラマの人気が出るか出ないかで観光も影響を受ける。タイアップしながら観光客誘致を進めたいと考えていたので、これからの展開に期待したい」と話した。

 一方、NHK広報部は「最近のテレビ映像は格段に進歩し、リアルさを追求する時代表現を目指している。清盛の成長に合わせて映像表現も変わっていくので、楽しみにしてもらいたい」とコメントした。
(毎日新聞)


このニュース、気になってたんだけど、
肝心な放送を観てなかったもので・・・。

今日、再放送を観た。
いいんじゃないか、雰囲気が出てて。
NHK広報部がいう「リアルさの追求」は納得だ。
本放送は裏番組のはじめてのおつかいに負けて、
見逃してしまったが続けて観てみようかなと思った。

で、この知事の発言。
「汚い画面」とは口が悪くも面白い。
実は、こんな発言で注目を集めようという
意図ではないのかとの見方が有力だ。

もし本気ならば、そういう演出・映像技術を理解できないのか、
本当にテレビが壊れているのだろう。
前者の場合、かなりの重症とみられ、
「七人の侍」や「ローマの休日」も
なぜカラーにしないのかと言い出すに違いない。
後者の場合は、やはりテレビの右側面を叩くのだろうか。
だが、ブラウン管テレビが消えつつある今日。
これからは液晶テレビのどこを叩けば直るのだろう。

「テレビは叩いて直せ」はもはや死語なんだな。

posted by しのいち at 23:14| 東京 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画、本、テレビのオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月13日

緊急地震速報

今さらそれがテーマ?

いやいや流行りや一過性のものではいかんのだ。

昨日の昼時、わたしは高田馬場のゴーゴーカレーで
チキンカツとロースカツが載った「復活カレー」を食べていた。
するとケータイが震え、聞いたことのない気持ち悪い音を発した。
近頃、スマートフォンに替えたばかりのわたしで、
鳴っているのを聞いたのは初めてだ。
わたしだけでなく、カウンター席の両側からも
振動音と気持ち悪い音が聞こえてくる。
もしやこれは・・・。

昨年の震災以降、テレビで緊急地震速報を何度なく聞いた。
とかく、私が住む千葉県北西部は
茨城県沖や千葉県東方沖が震源の場合、ほぼ揺れる。
騒々しくない中に不安を掻き立てる、
まさにふさわしい音だと他人事感では思える。
あれはNHKが独自で作った音らしい。

それとは違うが、ケータイからの音。
さあ、どうすればよいのか。
まだ揺れは来ない。
足元に置いたカバンを持つのか、席の背面にかけたコートを手に取るのか。
だが、チキンカツもロースカツもまだ半分以上残っている。
食券制なので食い逃げにはならないが、
このカレーは850円、まだまだ食いたい。

で、あたりを見回すと誰も動じていない。
みんな、もくもくとカレーを食べている。
依然揺れは来ない。
下の中ぐらいと自覚している小心さを曝け出すのはどうか。
結局、落ち着いたフリをしながら、完食して店を出た。

東京では緊急地震速報が流れたものの、震度2程度だったようだ。


鳴ってからできること、
周りを見回しながらカレーを食べること。
いいのかね、こんなんで。
posted by しのいち at 01:16| 東京 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | いろんなオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月12日

いつ何時誰にやられるかわからない毎日

 大相撲初場所4日目の11日、若荒雄―把瑠都戦を裁いた三役行司の木村庄三郎(61)=本名畠山三郎、青森県出身、大島部屋=が力士をよけられずに土俵下へ転落し、頭を強く打った。
 意識はあったが、担架で国技館内の相撲診療所へ運ばれた後、検査を受けるため東京都内の病院へ搬送された。控えにいた木村玉光が代わって勝ち名乗りを上げた。
 立行司の木村庄之助は「あすは無理だろう。大事を取る」と話し、5日目は休場させる意向。
                                                                 (時事通信)

デューク東郷はいつ何時でも用意はできている。
誰にやられるかわからない毎日なのだ。

でも行司さんにそんな用意は無理だ。
機能性度外視の着物を着せられ、皆結構ご高齢ときている。
行司のおじいちゃんである。
転落の映像を見たが、見事なタックルを食らい飛ばされながら土俵外へ。
紙相撲のお相撲さんみたい。

相撲の行司になるためにはどうしたらよいのかよくわからないが、
やはり相撲経験者であったり、鍛えたほうが良いのでは・・・。
サッカーの審判の体力消耗は相当のものだし、
プロ野球の審判には経験者がいたり、
新しいボールをちゃんとピッチャーに投げられている。
もっとも、乱闘でもない限り、タックルを食らうことはそうそうないことだが。

相撲経験者・・・。
なんとなく真っ先に浮かんだのが曙、KONISHIKI。
力士の間に割って入る姿を想像。
かえって邪魔か。

やはり、行司はそのままのおじいちゃんでいい。


posted by しのいち at 00:36| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタのオハナシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする